『マンボ・ジャンボ 』
イシュメール・リード
著
1920年代の
ニューオリンズ
、またあの病気が流行りだす…。
ジャズ
を媒介して広がり、熱狂的な踊りや音楽に取り憑かれてしまう奇病「ジェス・グルー」をめぐって、西洋の裏社会を牛耳る「壁の花教団」と
ヴードゥー
探偵パパ・ラバスとが繰り広げる
ポストモダン
なオカルト大活劇。果たして、ジェス・グルーの捜し求める聖典の行方はいかに。最も過激な黒人作家が描く、スチャラカでごきげんなジャズ小説。